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日能研徹底解説:中学受験生のためのトップ塾、その魅力と実績

日能研徹底解説:中学受験生のためのトップ塾、その魅力と実績

日能研とはどのような塾なのでしょうか?

中学受験を成功させるための重要な要素として、「塾選び」があります。
お子さんの性格や目標、塾の立地などを考慮して、最適な塾を選ぶことができれば、合格を掴み取る確率を大きく上げることができます。

しかし、どの塾を選ぶべきなのかを判断することは簡単なことではありません。

そこで今回は、全国展開している大手の中学受験塾「日能研」について、どこよりもわかりやすく解説します!
この記事を通して、日能研についての理解を深めていただき、塾選びの参考になれば幸いです。

記事のポイント

ポイント1:日能研の授業システムがわかる!

ポイント2:日能研の合格実績がわかる!

ポイント3:日能研の料金体系がわかる!

日能研とは?

そもそも日能研とはどのような塾なのでしょうか?

その歴史と支持される理由を見ていきましょう!

日能研とは?

日能研(旧:日本能率教育研究会)は、中学受験に特化した進学塾です。
1953年に創立され、70年以上の歴史を持つこの塾は、難関中学校への合格者を多数輩出してきました。首都圏を中心に、全国に156教室を展開しており、独自のカリキュラムと指導方法で多くの家庭から信頼を集めています。

日能研が支持される理由

なぜ日能研が支持されるのでしょうか?

主な理由は以下の通りです!

支持される理由
  • 独自のカリキュラム
    日能研は独自のカリキュラムを持ち、中学受験に特化した体系的な指導を行っています。各教科のポイントを押さえた授業が展開され、受験に必要な知識を効果的に習得できます。
  • 質の高い教材
    日能研の教材は、受験の傾向や最新の出題傾向を反映しており、難易度やレベルが適切に設計されています。受験生の学力を段階的に向上させる工夫が凝らされています。
  • 個別フォロー体制
    集団塾でありながら、生徒一人ひとりの学力や成績に応じたフォロー体制が整っており、個別の質問対応や弱点克服のためのサポートが充実しています。
  • 豊富な模試とデータ
    全国規模で行われる模試やテストの結果を基に、正確な志望校判定ができる点も魅力です。日能研の模試データは信頼性が高く、志望校選びや対策に役立ちます。
  • 実績と信頼性
    長年の運営で蓄積された実績があり、多くの難関中学校への合格者を輩出しています。また、保護者や生徒からの信頼も厚く、安定した教育機関として支持されています。

日能研が支持される理由はこのように様々です。
皆さんはどのような点を重視しているでしょうか?

日能研の解像度をよりクリアにするために、カリキュラムと教材・授業形式とサポート体制・定期テストと模擬試験・合格実績について詳しく解説します!

また、料金体系についてどこよりも分かりやすく説明します!

カリキュラムと教材

もしお子さんを日能研に通わせたら、どのような進度で勉強することになるのでしょうか?

カリキュラムと教材がお子さんの目標に合っているのかを確認することは、塾を選ぶ際の重要なステップになります。
日能研の公式サイト1によれば、日能研のカリキュラムの特長は以下のようになっています。
日能研のNカリキュラムの特長は、逆算方式&大テーマらせん構造。
入試に必要な力から考えた逆算方式と、学年が進むにつれて同単元を発展して学ぶらせん構造で確実に合格できるように子どもたちを育てます。

ここでは小学4年生から小学6年生まで、どのようなカリキュラムで進み、どのような教材を使うのか説明します!

段階的なカリキュラム

日能研のカリキュラムは、学年ごとの学習進度に合わせ、基礎から応用まで段階的に学べるように設計されています。小学4年生は基礎力を固めることを重視し、小学6年生になると難関校への対応力を強化する内容へと発展していきます。

各学年で学ぶ内容をまとめるので、ぜひ小学6年生までの全体像を掴んでください!
(各学年で学ぶ内容は、一部日能研の公式サイトから引用しています。)

  • 国語
    提示されている情報全体の「中心とつながりをもった情報に着目する」ことを、説明的文章の見出しを手がかりにした読解を通して学ぶ。
    また、物語のできごとと心情のつながりや説明的文章の具体的な部分どうしのつながりなどを読解することに取り組み、「部分どうしのつながりや部分と全体のつながりに着目する」ことを学ぶ。
  • 算数
    整数の四則計算の方法や仕組みを学ぶことを通して、数や量の意味や性質、計算の意味に目を向けられるようになることを目的とする。
    また、平面図形の性質や求積のしかたを学びながら、着眼点を定めて情報をとらえるという思考のしかたを獲得していく。
  • 理科
    「共通点とちがう点に着目して、分類する」ことを、こん虫や植物のつくりや働きを通して学んでいく。
    また、「情報を読み取る」ことを、物の体積と重さの関係やばねののびとおもりの重さの関係などのグラフ、表から、変化のようすや規則を見つけ出すことを通して学んでいく。
  • 社会
    きまりを知り、きまりを使って地図や資料の情報を読み取ることからスタート。
    日本の自然については、おもに地形の特色を自然現象どうしのつながりに目を向けてとらえる。また、47都道府県は名前・形・面積・人口などとの関係に目を向けてとらえ、境や区分ができる理由をつかんでいく。
  • 国語
    「部分どうしのつながりを探る」ことを、筆者の意見と具体例・理由などとのつながりを読解することを通して学ぶ。
    また「外側にある情報(直接把握できる情報)から、内側にある情報(直接把握できない情報)を探る」ことを、登場人物の心情の類推などを通じて学んだり、接続語や指示語を題材に「情報にふくまれている役割を探る」ことを学んだりする。
  • 算数
    小数、分数の性質と四則演算の方法を学び、扱える数や量の世界を広げる。
    また、情報を図に視覚化し、関係をとらえることをテーマとして、速さや割合などの文章題を学ぶ。
    さらに、円や扇形の求積を通して、着眼点を意図的に変えるという思考の方法をさぐっていく。
  • 理科
    「実験・データをもとに筋道を立てる」ことを、天体の動き、物質の性質、ばねののび方やてこのつり合いなどを通して学んでいく。
    また、「調べることを明確にし、比較する」ことを、植物や動物の構造や働きを通して学ぶ。
  • 社会
    図やグラフなど統計資料の読み方や表現のしかたを知り、調べたり比べたりする技法が熟達していく。
    日本の自然の特色については、そこでくらす人びとの生活や産業との関係をとらえるようになる。
    また、立地条件との関係に目を向けて、都市や産業が発展した理由をとらえる。
  • 国語
    説明的文章の構成や要旨の把握を通じて、「部分と全体のつながりをとらえる」ことを学んだり、文学的文章に含まれる暗示・象徴、表現技法、主題などの把握を通じて、「情報にこめられた意図や、工夫された情報の提示のされ方をとらえる」ことを学んだりする。
    また、それまでに学んだことをもとに、提示されている「情報の構造をとらえる」ことを学ぶ。
  • 算数
    数量を抽象化、簡略化してとらえやすくするための道具となる「比」がメインのテーマとなる。
    まず、比そのものの概念を学び、その後、すでに学んだ内容を、比を利用して、プロセスを再構築してとらえ直す。
    また、状況に合わせて着眼点を変えることをテーマとして、立体図形をとらえていく。
  • 理科
    「情報を読み取り、それを利用する」ことを、電流やてこなどの力のつり合い、水溶液や音、光などの物質の性質、大地の変化や天体の動きを通して学んでいく。
    また、さらに、各単元で目を向けた知識の関連づけることを通して、「知識のネットワークを広げる」ことを学ぶ。
  • 社会
    原因と結果の関係に目を向けて、歴史上のさまざまな変化やできごとをとらえていく。ステージの後半になると、地理分野と歴史分野で学んだことがらを、多角的な視点でまとめ直し、再構築する。
    公民分野については、他の分野との関係に目を向けながら、日本の政治のしくみや働きをとらえる。
  • これまで学んだことを存分に発揮して、志望校合格に向けた対策を行っていく。

教材の特徴

日能研の教材は全てオリジナルで既成のものはありません。
また、生徒のレベルに合わせて授業を行うので、クラスごとに教材の使用する箇所が異なる場合があります。

教材は2種類あります。
1つ目は授業で使用する「授業用テキスト」
2つ目は宿題として使用する「栄冠への道」です。

授業用テキスト
テキスト本文に入る前に、『学びのひろば』と『学びのとびら』の項目があります。
『学びのひろば』では、教科の枠を超えた「思考技法」が紹介されており、「問題に対して、考える方法はどのようなものがあるのか?」を学んでいきます。
その後、実際にその思考技法を使用して問題を解いていきます。
このような学習方法によって、「問題に対する思考のアプローチ」と「教科」を切り分けて考えたり、結びつけて考えることができるので、普遍的に使用できる思考方法を身につけることができます。


栄冠への道
授業を思い出し、思考技法を定着させるために、演習問題を解く必要があります。
栄冠への道は、授業で学習した範囲を、もう一度効率よく学ぶことができる設計になっています。

授業形式とサポート体制

授業スタイル

日能研では、習熟度に応じたクラス編成が行われており、個々の学力に合わせたきめ細やかな指導が可能です。さらに、近年では映像授業やリモート学習にも対応しており、子どもたちのライフスタイルに合わせた柔軟な学習環境が提供されています。

個別サポート

子どもたち一人ひとりの進捗を定期的に振り返り、必要なサポートを提供する体制も整っています。個別面談や学習相談、進路指導を通じて、親御さんとも密に連絡を取り合いながら、子どもたちの成長をサポートします。

模試・テストシステム

全国公開模試

日能研が提供する「全国公開模試」は、受験生の成績を全国規模で把握できる貴重な機会です。この模試は、志望校合格のための実力を客観的に測定し、弱点を見つけ出すために有効です。模試の結果をもとに、今後の学習方針を調整することで、より効果的な勉強が可能になります。

実績と合格者データ

過去の合格実績

日能研は、難関中学校への合格実績が非常に高い塾として知られています。過去には、開成中学校、麻布中学校、武蔵中学校といった難関校への合格者を多数輩出しています。また、首都圏以外の地域でも、地域トップの私立中学校への合格者を輩出している点が評価されています。

卒業生の声

実際に日能研で学び、志望校に合格した卒業生や保護者からは、「勉強だけでなく、メンタルサポートが充実していた」「自信を持って受験に臨むことができた」といった声が多く寄せられています。

日能研の料金体系とコースの選び方

料金体系

日能研の料金体系は、月謝や教材費、模試費用などで構成されています。基礎コースや標準コース、難関校向けの特別コースなどがあり、それぞれのニーズに応じたコースを選ぶことができます。料金は他塾と同程度ですが、手厚いサポートや充実した教材を考慮すると、コストパフォーマンスが高いと感じる家庭も多いです。

まとめ

日能研は、単なる成績向上にとどまらず、子どもたちが自ら考え、自立して学ぶ力を育む学習環境を提供しています。豊富な教材、手厚いサポート、そして優秀な教師陣が揃っていることから、受験生にとって非常に頼れる塾と言えるでしょう。料金体系や模試システムも充実しており、中学受験を真剣に考えている家庭には強くお勧めできます。日能研を最大限に活かすためには、早めの入塾と継続的なサポートの利用が鍵となります。

この記事の作成者

北林大和

株式会社TricoLogicでミライ式のAD(講師)をしながらシステム構築を担当。東京大学卒業後、同大学院に進学。科学的根拠や信頼できるデータをもとにした記事を作成し、信頼性の高い情報で、読者にとって有益で信頼できるコンテンツを提供します。

この記事の監修者

西尾彰将

両親を含めて親戚全員が中卒・高卒のなか奈良県の田舎から東京大学に進学。同経済学部卒。柳川ゼミ、松尾研所属。学生時から起業し、難関大専門塾現論会を創業。初年度からGMARCH以上合格率100%を達成し、東大京大医学部を毎年輩出。全国に32校舎に拡大(2024年時点)KADOKAWAより『絶対に成績が上がるハイブリッド勉強法』を出版。2021年より、社会人向け対象にプログラミングスクールのCodeCoaching、英語コーチングスクールLibartsを創業。半年でエンジニア転職を数多く成功させる。3ヶ月でTOEIC940点取得や、英検1級の合格率75%を達成。

  1. https://www.n-league.jp/ncurri.html ↩︎
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