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勉強ってダイエットに効果的?勉強とカロリー消費・運動の関係性

勉強ってダイエットに効果的?勉強とカロリー消費・運動の関係性

皆さんは、「勉強をすると痩せる」という話を耳にしたことはありますか?

この記事では、勉強とカロリー消費の関連性を示しつつ、勉強と運動を組み合わせることの効果についてまとめていきます。

この記事のポイント

・勉強とカロリー消費の関連性

・勉強時にカロリー消費が増えるメカニズム

・勉強と運動の組み合わせ

勉強でカロリーは消費される

一般的に、運動をすればカロリーが消費されることは広く知られています。それでは、脳を酷使して思考を巡らせる「勉強」は、カロリー消費にどの程度影響しているのでしょうか?

意外なことに、脳の活動はそれなりにエネルギーを消費しています。

脳は人間の体重の約2%しか占めていませんが、全身のエネルギー消費量の約20%を占めていると言われています。これは、脳が体の中でもかなりエネルギーを消費する臓器であることを示しています。

そして、そのエネルギーの大部分は思考や学習、記憶などの認知機能に使われています。

つまり、勉強すればするほど、脳はエネルギーを消費するのです。

しかし、これが具体的にどれほどのカロリー消費につながるのか、具体的な数値は科学的にまだ明らかにされていません。それでも確かなことは、積極的に脳を使うことでエネルギー消費が増え、結果的にカロリー消費にもつながるということです。

このことから、勉強とカロリー消費の間には確かな関連性があるといえるでしょう。

勉強でカロリーが消費される仕組み

私たちの体は常にエネルギーを消費しています。物理的な運動だけでなく、思考や勉強にもエネルギーが必要となります。そして、そのエネルギーの主な供給源である脳がカロリーを消費するのです。

ここで、脳が情報を処理・伝達するためには神経細胞の働きが不可欠です。

神経細胞は情報を電気信号として伝える大事な役割を担っており、このプロセスでエネルギーを使っています。

神経細胞が活動するとき、電気信号を生成し、その信号を他の神経細胞に伝えています。これを行うためには、細胞内外のイオンのバランスを変更する必要があり、これがエネルギーを消費する源となっています。

さらに、脳が活発に動作するとき、多くのエネルギーが必要となります。

研究によれば、集中的な思考は脳のエネルギー消費を5%程度増加させることがわかっています。

つまり、勉強をしているとき、脳の神経細胞は一生懸命に働いて情報を処理し、新たな知識を学び取っているわけです。そしてその過程で大量のエネルギーを消費しているのです。

神経細胞

にゃるほど。勉強すると脳の神経細胞の活動が活発になって安静時よりも多くのエネルギーが消費されるんだにゃ。

他の活動と比べると

では、実際には勉強でどれくらいのカロリーが消費されるのでしょうか?これには個人差がありますが、大まかな数値は判明しています。

1時間の勉強で約80~100kcalのエネルギーを消費するとされています。

ここでは、この数値を指標として、勉強と他の活動のエネルギー消費量を比べてみましょう。

VS.睡眠

勉強の方が消費カロリーが多い

睡眠時の消費カロリーは約40~60 kcal/時間です。

そもそも、寝ている時よりも起きている時の方がカロリーを消費しますよね。

VS.安静時(起きている状態)

勉強の方が消費カロリーが多い

安静時の消費カロリーは約60~80 kcal/時間です。

これまで述べてきた通り、何も考えないよりも考えた方がカロリーは多く消費されます。

VS.軽いウォーキング

勉強の方が消費カロリーが少ない

軽いウォーキングを行った場合の消費カロリーは約150~200 kcal/時間です。

流石に、運動には消費カロリーで敵わないようです。

以上のように、勉強は確かにカロリー消費量を上昇させていることがわかります。

一方で、軽いウォーキングと比べた場合のカロリー消費量は1/2程度です。

しかし、2時間勉強すれば1時間ゆっくり歩いたことになると思えば、勉強にも十分な効果があると感じるのではないでしょうか。

このように、勉強で消費されるカロリー量は極端に多いというわけではありません。

しかし、人によっては確かにダイエット効果を感じることがありそうです。

また、勉強時のカロリー消費量は集中力で変わってくるので、もっと値を伸ばすことも可能かもしれません。

勉強と運動を組み合わせる

ここまで、勉強がカロリー消費に与える影響についてみていきました。

最後に、おまけとして勉強と運動を組み合わせることの効果を見ていきましょう!

1.集中力・記憶力の向上

軽い運動を取り入れることで、血行が良くなり、脳に酸素が行き渡りやすくなります。その結果、集中力や記憶力が高まり、勉強の効率が向上します。

2.ストレスの軽減

運動をするとリラックスするためのホルモンが分泌されます。そのため、運動にはストレス緩和効果があります。

勉強中に運動を取り入れることで、ストレスが軽減され、より気持ちが落ち着いた状態で勉強に取り組むことができます。

3.時間効率

運動と勉強を同時に行うことで、時間効率も良くなります。

普段、「勉強だけしかしない」又は「運動だけしかしない」という人も軽い運動や勉強を日常に取り入れてみましょう。

勉強+運動の例

・単語暗記+サイクリングマシーン

・リスニング+ウォーキング

・授業動画の視聴+ストレッチ

にゃんと⁉︎

ワシも「勉強×運動」を取り入れてみようかにゃ。

まとめ

以上から、「勉強」は脳を刺激し、その結果としてカロリー消費を促進することがわかります。

勉強することで健康的なダイエットをサポートしながら、同時に知識も深まり、学力向上だけでなく、自己成長にもつながります。

毎日の生活に学習を取り入れることで、身体的・精神的な健康を維持する一助となりますし、勉強が苦手な方でも、自分の興味ある分野を探求する楽しみを見つけることで、これらの効果を享受できます。

また、勉強と軽い運動を組み合わせることで、健康で効率的な学習も可能になります。

皆さんも、日常に勉強や軽い運動を取り入れてみましょう。

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