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論理的とは?子どもの論理的思考力を育てる方法について解説!

論理的とは?子どもの論理的思考力を育てる方法について解説!
記事のポイント

ポイント1:論理的思考力とは?
論理的思考力とは、情報や状況を分析し、それをもとに合理的な結論を導く能力です。

ポイント2:論理的思考力を身につける方法
論理パズルを解いたり、ディスカッションを行ったりすることが有効です。
ひたすらブロックのパズルだけに取り組んでも有効とは言えません、、、。

ポイント3:論理的思考力を養う教育!
日常生活での観察や質問に基づいて、一緒に考える機会を設けることが重要です。

論理的思考力とは?基本的な概念とその重要性

論理的思考力とは、以下の2ステップからなる能力を指します。

  1. 情報や状況に対し、筋道を立てて分析する。
  2. 分析に基づいて、合理的な結論を導き出す。

これには、事実を把握し、矛盾を避けつつ、情報を整理する過程が含まれます。

そのため、この能力は問題解決や意思決定において重要な役割を果たします。

このような論理的思考力が身につくと、日常生活のあらゆる場面で役立つのです。

論理を理解すると、何ができるようになる?

論理は、言葉と言葉の関係性に基づいています。

そのため、論理的思考力を養うことは、この関係性を正しく読み取り、情報を適切に整理する能力を育むことに繋がります。

単なる情報を受け取るだけでなく、情報を分析し、自分自身の立場や意見を明確にすることができるようになるのです。

これにより、子どもたちは自分で考えて、効率よく学習を進めることが可能になります。

幼い頃から論理的思考力を育むことで、将来的に幅広い選択肢が広がるのです。

論理的思考力を身につけるための具体的な方法

論理的思考力を身につけるためには、日常生活の中で意識的に訓練することが重要です。

ここでは、おすすめの方法をいくつか紹介したいと思います。

よくある誤解

論理的思考を鍛えるために、ブロック遊びやクロスワードを取り入れる方がいらっしゃいます。

もちろん、ブロック遊びやクロスワードは頭を使い、楽しさもありますが、論理的思考力を養う手段としては適切ではない場合もあります。

これらは遊びとしての要素が強く、論理の構築に必要な思考過程を十分に鍛えるには遠回りなのです。

論理は言葉と言葉の関係なので、言葉を用いて、直接的に論理的思考力を鍛えていきましょう!

論理的思考力を養う方法①論理パズル

まず1つ目におすすめなのが、論理パズル(ロジックパズル)を解くことです。

論理パズルは、その名の通り、与えられた条件から論理的に筋道立てて解いていくクイズのことです。

解くには論理的関係を正しく理解する必要があるので、問題解決能力を高めるために効果的で、論理的な結論を導く練習をするのに役立ちます。

楽しく取り組むことができるので、小学生にとって、最も取り組みやすい方法かもしれません。

論理的思考力を養う方法②ディスカッション

異なる視点を考慮する能力は論理的思考において重要です。

そのため、ディスカッションを通じて様々な意見を聞き、自分の考えを整理し、他者の主張を理解することもおすすめです。

例えば、家庭内で日常的なテーマについてディスカッションすることで、子どもは論理的な理由付けとともに意見を伝えるスキルを養うことができます。

親が質問を投げかけ、子どもに考える時間を与えることで、論理的な思考のプロセスをサポートできます。

論理的思考力を養う方法③論理学

かなり直接的な方法ですが、論理的思考力を強化するためには、論理学の基本を学ぶこともおすすめです。

命題や推論の基本を理解することで、日常の問題にも応用できる論理的なアプローチを身につけることができます。

さらに、複雑な状況でも論理的に情報を分析し、合理的な結論を導く力を高めることも可能になります。

小学生でも取り組めるような易しい本もあるので、まずは簡単な内容から触れてみましょう。

子どもの論理的思考力を育む教育方法と日常での実践例

子どもの論理的思考力を育むためには、日常生活の中で自然に考える機会を提供することが大切です。

そのため、親自身が積極的に対話を通じて、一緒に考える姿勢を示すことが重要です。

これにより、子どもが自ら答えを探求する習慣を身に付けることができます。

子どもと一緒に考える

日常生活の中で、子どもの論理的思考力を育むためには、親子の会話が非常に重要です。

子どもからの質問には簡単に答えるのではなく、「どうしてそう思ったの?」や「他にどんな方法があると思う?」などの問いかけをして、一緒に考える時間を作りましょう。

YESやNOで答えられるクローズドクエスチョンではなく、オープンクエスチョンで子ども自身がしっかり考えるようにすることが大切です。

一緒に話し合ったり考えたりする姿勢を示すことが、子どもが自分で考え、答えを探求する習慣を育てるのに役立ちます。

保護者も学ぶ

親自身が学びの場に参加し、子どもと一緒になって学ぶ時間を作ることも大切です。

例えば、新しいことを学ぶ際に、親が共に本を読んだり、オンラインの教育コンテンツを視聴したりすることができます。

この過程で、親が感じた疑問や考えたことを対話を通じて子どもと共有するのです。

これにより、論理的に考えるプロセスを自然と学ぶことが可能となります。

まとめ

論理的に考える力は、子どもの成長にとても大切です。

親子で話し合ったり、「どうしてかな?」と一緒に考えたりすることで、この力を楽しく伸ばせます。

子どもの可能性を広げるために、日々の生活から意識してみましょう。

この記事の作成者

髙田秀磨

株式会社TricoLogicでミライ式のAD(講師)をしながらシステム構築を担当。東京理科大学を休学し、大阪でTricoLogicの社員に。学生時代から文章を書くことに情熱を注いでおり、これまでに様々なジャンルの記事を手掛けてきました。これまでの経験と知識を活かし、学びとなる記事を作成します。

この記事の監修者

西尾彰将

両親を含めて親戚全員が中卒・高卒のなか奈良県の田舎から東京大学に進学。同経済学部卒。柳川ゼミ、松尾研所属。学生時から起業し、難関大専門塾現論会を創業。初年度からGMARCH以上合格率100%を達成し、東大京大医学部を毎年輩出。全国に32校舎に拡大(2024年時点)KADOKAWAより『絶対に成績が上がるハイブリッド勉強法』を出版。2021年より、社会人向け対象にプログラミングスクールのCodeCoaching、英語コーチングスクールLibartsを創業。半年でエンジニア転職を数多く成功させる。3ヶ月でTOEIC940点取得や、英検1級の合格率75%を達成。

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