YouTube動画「【中学受験】コスパよく偏差値50を超える優先順位」をご視聴いただきありがとうございます。
動画の中でお話しした、理科・社会の成績を短期間で爆発的に上げるための最強の暗記アプリ「Anki(アンキ)」。 「仕組みはわかったけれど、実際にどうやって始めたらいいの?」という方のために、このページでは今日からすぐに始められる具体的な手順を、画像付きで分かりやすく解説します。
まだ動画をご覧になっていない方は、まずこちらから「なぜこの方法が最強なのか?」をご確認ください。
目次
1. なぜ「Anki」が必要なのか?(動画の復習)
動画でも解説した「記憶の仕組み」をもう一度簡単におさらいしましょう。
記憶を定着させる唯一のルール「忘却曲線」
人の脳は、学習直後から急激に忘れ始めます。 1日後には、昨日覚えたことの約4分の1(74%忘却)しか覚えていません。

ほとんどのお子さんは、記憶が完全に消え去った「1週間後」くらいにテスト勉強をし直します。これは「溶けた雪だるまをゼロから作り直す」のと同じで、非常に効率が悪く、勉強がつらくなる最大の原因です。
AIが「最適なタイミング」を管理
記憶を定着させるコツは、「忘れかけた瞬間に復習すること」。 これを繰り返すと、記憶は「雪」から「コンクリート」のように固まり、一生忘れない長期記憶になります。
この「忘れかけた瞬間」を、人間の勘で管理するのは不可能です。 そこで「Anki」の出番です。

Ankiは、AIがお子さんの記憶度合いを計算し、「今、復習すべき問題」だけを自動で出題してくれます。 これにより、最短ルートで偏差値を上げることが可能になります。
2. 【実践編】Anki導入の3ステップ
それでは、実際にAnkiを使えるように準備をしましょう。 少しハードルが高く感じるかもしれませんが、この通りに進めれば大丈夫です。
ステップ1:問題データの作成(Excel・スプレッドシート)
まずは、自分だけの問題集データを作ります。 ゴールは、エクセルやGoogleスプレッドシートで以下の形を作ることです。
- A列: 問題
- B列: 答え

入力を楽にするおすすめの方法は以下の3つです。
① 【親の予習に最適】手打ち入力
シンプルですが、親御さんが入力することで「ここは難しそうだな」と肌感覚がつかめ、お子さんへのフォローがしやすくなります。1日1単元、15分程度を目安に。
② 【移動中もOK】スマホ音声入力
タイピングが苦手な方は、スマホのメモ帳で音声入力しましょう。 「光合成で作られる養分は?(改行)デンプン」のように喋ってテキスト化し、あとでパソコンに送ります。
※iPhoneの「メモ」やAndroidの「Keep」、あるいは「LINE(自分だけのグループ)」などがおすすめです
③ 【一番おすすめ】AI(ChatGPT)活用
動画でも触れた「AI活用」がこれです。 問題集をスマホで撮影し、ChatGPTなどのAIに以下のようにお願いします。

ChatGPTへの指示(プロンプト):
「この画像の『問題文』と『答え』を読み取って、表形式(テーブル)にしてください。左の列を問題、右の列を答えにしてください」
これだけで、画像が一瞬で文字データになります。あとはコピーしてエクセルに貼り付けるだけです。
ステップ2:Ankiへの取り込み
データができたら、Ankiへ転送します。
- 作成したエクセルを「CSV(カンマ区切り)」という形式で保存します。
- パソコン版のAnkiを開き、「ファイルを読み込む」ボタンを押して、そのCSVファイルを選択します。

これで、お子様専用の最強問題集がアプリの中に入りました!
ステップ3:スマホで学習スタート
最後に、スマホやタブレットのアプリと同期(シンクロ)させれば準備完了です。 お子さんの操作はとてもシンプル。
- アプリを開いて問題を見る。
- 答えを思い浮かべて、正解を表示する。
- 自己評価ボタンを押す。
簡単:余裕で正解(→数日後に再出題)
普通:少し考えた(→翌日に再出題)
難しい:間違えた(→数分後に再出題)
このボタンを押すだけで、AIが次に出題するタイミングを自動調整してくれます。
まとめ:まずは「苦手な1単元」から
「難しそう……」と思った方も、全部を一気にやる必要はありません。 まずは「苦手な1単元だけ」試してみてください。
その1単元でお子さんが「あ、テストで答えられた!」という成功体験をすれば、しめたものです。 「お母さん、またあのカード作ってよ!」とせがまれるようになります。
親ができる最大のサポートは、「勉強しなさい」と言うことではなく、「大人の知恵で、勉強しやすい環境(Anki)を作ってあげること」です。
ぜひ、動画とこの記事を参考に、お子さんの学習革命を起こしてください!
