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「小1の壁」とは?その実態と5つの対処法

「小1の壁」とは?その実態と5つの対処法

皆さん「小1の壁」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?今回の記事ではその実態と対処法についてまとめました。

この記事のポイント

・「小1の壁」の実態

・「小1の壁」を乗り越える方法

一体「小1の壁」ってなんなのかにゃ?

ワシにも乗り越えられそうかにゃ。

「小1の壁」とは

「小1の壁」とは、幼稚園や保育園を卒業し、小学校に進学する際に子どもと保護者が直面するさまざまな課題を指す言葉です。

小学校生活に順応することは、子どもにとって大きな変化になります。また、子どもだけでなく、保護者も新たな課題に直面することが多く、「小1の壁」と呼ばれるようになりました。

例えば、放課後の時間の過ごし方、学習習慣の確立、親の仕事との両立などが代表的な課題です。

こうした問題を乗り越えるためには、事前に理解し、適切な準備をすることが大切です

「小1の壁」の実態

今度は「小1の壁」の詳細を見ていきましょう。

1.生活リズムの変化

幼稚園や保育園と比べ、小学校の生活リズムは大きく異なります。

登下校の時間帯、授業時間、給食の有無など、新しい日常に子どもが慣れるまでに時間がかかることもあります。

さらに、学校にいる間だけではなく家での時間の使い方にも変化が生じます。これは、宿題や新たな友人関係などの影響によるものです。こちらも子どものストレスにつながる可能性があります。

また、小学校は保育園よりも終わる時間が早いです。そのため、保護者の仕事との両立が難しくなることがあります。

2.本格的な学習の開始

小学校に進学すると、毎日の宿題や授業の復習といった「学習習慣」が必要になります。

しかし、幼稚園や保育園では学習よりも遊びを中心とした活動が多かったため、勉強に対する集中力が続かない子どもも少なくありません。

また、小学校ではテストが始まります。勉強そのものだけではなく、評価されることにストレスを感じることもあるかもしれません。

3.より社会的な集団生活

小学校は、子どもが本格的に集団生活を学ぶ場です。確かに、幼稚園や保育園でも友達との関わりはあります。しかし、小学校ではさらに大きな集団の中での社会的なスキルが求められるようになります。

社会性とは、他者とのコミュニケーションを通じて円滑に関わり合う力のことです。特に小学校では、友達と協力する活動や意見を交換する授業が増えるため、自己表現のスキルや他者を理解する力が求められます。

新しい友達を作ることは、子どもにとって時に大きなハードルです。特に、シャイな性格の子や、初めての環境に不安を感じる子は、友達関係に悩むこともあります。

にゃるほど。

お子様自身も保護者様も大変そうだにゃー。

「小1の壁」を乗り越えるために

では、「小1の壁」はどのようにして乗り越えるのでしょうか。ここでは、対処法を5点に絞ってお伝えしていきます。

1.子どもとのコミュニケーションを大切にする

まず、子どもとのコミュニケーションが第一です。進学前に、小学校生活がどのようなものかを子どもと話し合い、不安を和らげるようにしましょう。

具体的なスケジュールや友達関係について話し、子どもが少しでも安心して入学できるようサポートすることが重要です。

また、コミュニケーションは入学後も大切な役割を果たします。コミュニケーションを通じて子どもの現状や不安を把握し、支えてあげましょう。

2.学習習慣の定着をサポートする

子どもの学習をサポートすることが保護者にとって新たな挑戦となります。

しかし、自分で勉強を教える時間がとれなかったり、授業内容が昔とは変わっていて戸惑うこともあるでしょう。

そこで重要なのは、子どもが自主的に学習する「学習習慣」を見につけることです。

家庭で勉強する時間を作り、毎日少しずつでも勉強に取り組む習慣をつけましょう。また、褒めて励ますことで子どもが「できる」という自信を持てるようにサポートしてあげてください。

3.子どもの社会性を育てる

社会性の発達には、家庭でのサポートが欠かせません。

子どもが他者と上手に関わるためには、「待つ」「聞く」「譲る」といった基本的なマナーを身につけることが重要です。

小学校では、たくさんの子どもが一緒に活動するため、お互いの意見を尊重し合うことが求められます。親が家庭で、「順番を待つ」「話を最後まで聞く」といった習慣を促すことで、社会性の基礎が身につきやすくなります。

さらに、集団のルールを守ることも、小学校生活での重要なスキルです。

学校には授業のルールや休み時間のルールなど、たくさんの決まりがあります。親が「ルールを守ることの大切さ」を具体的な事例とともに説明することで、子どもはルールを理解しやすくなります。

4.子どもの自己肯定感を育てる

自己肯定感とは、「自分には価値がある」という気持ちです。これが高まることで、精神的に安定することに加え、新しいことに挑戦する意欲や困難に立ち向かう力が育ちます。

新しい挑戦をする中で、成功体験を積むことが子どもの自信につながります。些細なことでも、良い面を見つけて褒めてあげることが自己肯定感向上のきっかけになります。

また、子どもが失敗をしてしまった際の接し方も非常に重要です。「大丈夫、次はうまくいくよ」「よく挑戦したね」など前向きな接し方が重要です。失敗しても「次に頑張ればいい」と感じられるよう、子どもを応援し続けてあげましょう。

さらに、子どもが自分決めた目標を達成する経験も、自己肯定感の向上に役立ちます。「毎日少しずつ宿題をする」「友達と仲良く遊ぶ」といった、小さな目標から始めましょう。達成したときには、一緒に喜び、その努力を認めることが大切です。

5.学童クラブや習い事の活用

放課後の預かり先として学童クラブを利用することで、保護者の負担を軽減できます。

安心して預けられる場所を見つけるためには、施設の見学や他の保護者からの情報を集めることが大切です。

また、学童クラブ内で適切な人間関係を形成することができれば、子どもにとっても心地の良い居場所となるでしょう。

同様に、習い事も子どもの居場所になり得ます。

習い事は、子どもの興味や才能を引き出し、学び以外の時間も充実させる手段です。学校とは違った環境で自己肯定感を高める機会にもなります。

当社ミライ式も、子どもの学習習慣形成サポートはもちろん、自己肯定感を高める教育で子どもの居場所となります。

ミライ式はどんな塾?

・全教科先取り学習かつ、考える力を重視

・個性を伸ばす「キャラフル」な教育

・「対面(大阪府)」と「オンライン」選べる2つの形式

まとめ

「小1の壁」とは、幼稚園や保育園から小学校に進学する際に生じる環境や習慣の大きな変化に伴う問題の総称です。

生活リズムや学習の本格化、社会性の要求など小1の壁は、子どもにとっても保護者にとっても大きなチャレンジとなります。

そのため、事前に情報を収取し、サポート体制を整えることが重要です。

子どもと積極的にコミュニケーションを取り、自己肯定感を育みましょう。そして、学習習慣の定着や社会性スキル獲得サポートも重要です。

また、学童クラブや習い事は子どもの放課後の居場所となります。

無理をせず、子どもと一緒に新しい生活を楽しむ姿勢を大切にしてください。

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