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学力アップの秘訣: 予習と復習の取り入れ方

学力アップの秘訣: 予習と復習の取り入れ方

 学力を向上させるために予習・復習は非常に重要です。しかし、実際に行ってみると3日坊主で終わってしまうこともしばしば…。今回の記事では、効率的で持続可能な予習・復習方法についてまとめていきます!

この記事でわかること

予習と復習の効果

予習と復習を継続させる方法

こんな人におすすめ

子供の成績が気になるけど、まず何をアドバイスすればいいかしら?

予習・復習をやってみようとすると、いつも3日どころか2日目で辞めちゃうんですよね。

予習・復習の効果

 その効果はなんと言っても学習内容の定着です。学校で習うことでも、塾で習うことでも、予習・復習を合わせて3度学習することになるので自然に知識が身につきます。では、それぞれの具体的な役割について見ていきましょう!

予習の役割

 予習を行うことで、授業で取り扱う内容を事前に把握できます。そうすると授業中に新しい概念や用語が出てきても、驚くことなくスムーズに理解できます。結果的に先生が説明するポイントや強調する部分に注目し、授業の理解度を向上させることができます。

 また、予習をするとあらかじめ理解しにくいポイントが浮き上がります。すると、授業でその部分の説明を特に集中して聞くことができます。さらに、疑問が解決されなかった場合は授業後に質問をすることもあるでしょう。

復習の役割

 復習を行うことで、授業で学んだ内容を再確認し、記憶に定着させることができます。短期的な記憶だけでなく、長期的な記憶に変えるためには、定期的な復習が不可欠です。

 また、復習を通じて理解度を確認することができます。授業中に理解したと思っていた内容でも、復習時に実際に問題を解いたり、再度ノートを見返したりすることで、理解が不十分な部分や曖昧な点を発見できます。

 さらに、復習の際により難しい内容にステップアップしていくことで、応用力を培うこともできます。

挫折しにくい予習・復習の始め方

 上の内容からも分かる通り、予習・復習にはたくさんのメリットがあります。しかし、やる気十分で初めても、長続きしないこともしばしばあるでしょう。何か、新しいことを習慣化するのは困難です。ここでは、予習・復習を無理なく続けていく方法をまとめていきます。

お手上げ状態

1.負担のない量で始める

 まず、1つ目のポイントは「負担のない量」から始めることです。初めから、1日に2時間等の量に取り掛かってしまうと、2.3日は持ってもその後が続かなくなってしまうことが多いです。30分、人によっては5分ずつでも良いので、少しずつ始めていきましょう!

 以下は、かなり負担の少ない予習・復習の例です。あまり自宅学習をする習慣がない場合は、このような内容から始めて見ましょう。

予習例

教科書の該当部分を読む

英単語の”発音だけ”覚える

復習例

その日に取ったノートを見返す

英語の教科書の音読をする

2.タイミング候補をいくつか設定する

 2つ目のポイントは、予習・復習をするタイミングの候補をいくつか設定することです。予習・復習に限らず、「決まったタイミングにできなければその日はもうそれをしない」ということは多いのではないでしょうか?

 そんなときにおすすめなのが、タイミング候補を複数設定することです。そうすれば、タイミング1でできなくても2、2でできなくても3と設定した数だけチャンスがやってきます。

 以下は、予習・復習のタイミング候補例になります。

予習・復習タイミング候補例

帰宅後

夕飯後

就寝前

翌朝起床後

3.努力の”見える”化

 3つ目のポイントは、努力を見える形で記録することです。予習・復習をした後に、記録を行うことで達成感を得ることができます。すると、達成感そのものが予習・復習の継続につながります。

 それだけではあまり効果がないという場合は、ご褒美を設定するのも良いです。ただし、毎回ご褒美を用意してしまうと、手間や費用がかかります。そのため、ポイント制にすると良いでしょう。

 以下は、簡単な例になります。

予習・復習をすることができたら

・カレンダーに丸をつける

・ノートにシールを貼っていき、ページがいっぱいになったら好きなものを買う

番外編

 どうしても勉強に抵抗感がある場合は、予習・復習のどちらかだけを行うのも1つの手になります。ただし、予習・復習はどちらも行うことで強い効果を発揮するものになります。そのため、とりあえずどちらもやってみてどうしても無理であった場合の奥の手としてください。

 基本的には、少しでも抵抗感の小さい方を行いましょう。ただし、どちらも等しく嫌であるという場合は復習をおすすめします。これは、1度習った内容の方が取り付き安いからです。また、予習しか行わない場合、予習・授業と疑問が解決されなかった場合はどうするのかという問題があります。

最後に

 予習・復習は、理解度向上や記憶定着につながる非常に重要な学習です。しかし、実際に始めてみても、長続きしないということも多いです。無理のない範囲で開始し、様々な工夫をしていきましょう。

 そして、予習・復習に慣れてきたら、関連する内容や応用的な内容に取り組むなどのステップアップをしていきましょう。

 また、当社ミライ式では、子どもの思考力向上に特化しつつ、学校での学習内容をベースにしオリジナル教材を使用してているので復習のサポートを行うことができます。また、相談によりペース変更が可能ですので、学校の予習として授業を行うこともできます。

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